普通のママになれなくて…

子育てやら自分の好きなものやふと思うことをつらつらと書いてます

私自身のこと

ここで私のことを少し。

 

ここまでいたって普通に育ってきました(笑)本当に普通。でも私が塾に行きたいといえば行かせてくれたし、なんせ苦労したことはなく、お金には困っていなかったかな。でもそれは、両親が頑張ってくれていたことを私が母親になってから知ることに。←遅いよ!!

 

小さい頃は、習い事もたくさんしてたかな。ピアノ・スイミング・英語・ジャズダンスなどなど。ピアノは今も継続中で30年ぐらい同じ先生に教えてもらっています。

 

大学では三曲という尺八・筝・三味線のサークルという名の部活に入りどっぷり、練習と酒に溺れました(笑)

 

やりたいことがあるようなないような、欲もなく、諦めが早いというやる気のない人間で。高校の卒業文集で、「きっとこれからもぼぉっと過ごすと思う」って書いてあって我ながら「あほだなあ」って思ったわ・・・。

 

ちょうど20歳の時、好きな俳優さんがででいるという理由でBSでやっていた演劇を見て、衝撃を受けました。それは、NODA・MAPの「半神」。

 

生まれて初めて舞台、演劇というものを見ました。ミュージカルとかは見たことあったけど、お芝居というものは初で。スピード感・疾走感・笑いあり・でも考えさせられ、物語を通してなにかを訴えられ、その答えを鑑賞後も考えたくなる、生きるとは人間とはみたいな大きなお題を考えるきっかけをくれた作品です。

 

今までホンネとタテマエもわからずキレイゴトで社会が進んでいると思っていた私にとって、自分はなんて無知だったのだろうと思い知らされた瞬間でした。

 

それからテレビでみれる演劇をみていましたが、大好きな堺雅人さんの演劇に一人で観劇に行ってからは、はまりまくってあらゆる演劇を見に行きました。ミーハーなので有名なとこのだけどね。

 

でも演劇を通して、人生についてとか、表現することとか、学校の勉強では教えてくれないことをたくさん学びました。

 

自分が母親になり、自分の子には、やりたいことをやらせようと思うようになりました。勉強も大事だけど、いろんな世界を見せてあげたい。可能性を広げたい。というのも、普通に大学までいって会社に勤める、そして結婚することしか頭になかった私は、なんとか就職したけど、熱意なんてものはまったくなかった。そして消極的な私は、やりたいと思っても自分から動くことも、親にも言うこともできず、私には無理と決めつけていました。

 

そんな私のようにならないほうがいい、自分の子供のやりたいことを応援したいと思ったのです。あっ、うちの両親はどっちかっていうと厳しめで夢に向かうのを応援するわけでもなく、あまり褒めてもらったこともなく、個性的なことを否定するわけじゃないけど、普通並みに暮らしてほしいという思いがあるかな。まあ、私の年代の親はみんなそうだと思うけどね。

 

ちと長くなったので続きは次回。